2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
Comparative Research on Legal Remedy System for Personal Injury and Environmental Damage Caused by Toxic Exposure
Project/Area Number |
19730077
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil law
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Research Institution | Surugadai University |
Principal Investigator |
ERI Osaka Surugadai University, 法学部, 准教授 (40364864)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 紛争処理法制 / 人身被害 / 環境損害 / 集団的救済 |
Research Abstract |
有毒物質への曝露による人身被害については、当事者が多数、因果関係の立証が困難、損害範囲の画定が困難、当事者間の紛争解決が当事者以外にも影響しうる、といった特徴があり、環境損害については、原告適格や環境権に関する問題もある。この種の被害・損害の法的救済のあり方を考える場合には、実体法と手続法さらには政策論と立法論を有機的に関連させて研究していくアプローチこそ有益であると考える。そこで、本研究では、このようなアプローチを採用しているアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアにおける有毒物質への曝露による人身被害・環境損害の法的救済に関して比較検討を行う。最終的には、日本において最適な法的救済制度を提言することを目的とする。研究方法は文献調査と現地調査により、成果を論文として公表する。
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Research Products
(5 results)