2008 Fiscal Year Final Research Report
Legal Study on Extension of the Copyright Term
Project/Area Number |
19730095
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
New fields of law
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
IMAMURA Tetsuya Meiji University, 情報コミュニケーション学部, 講師 (70398931)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 著作権 / 保護期間 |
Research Abstract |
著作権の保護期間は、通常、有限である一定の期間が採用されている。保護期間の有限性については、一定の規範的根拠(著作権法の目的や表現の自由等)を示しうるが、あるべき保護期間の長さを検討する場合、現制度に至る沿革や欧米における保護期間の延長とその連鎖状況に鑑みると、一定の規範的根拠のみによる論証は困難かつ不適切であるため、経済的な実証研究の成果や公共選択論等の多角的な分析結果に基づく検討が必要である。
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[Remarks] 今村哲也、宮川大介(共訳)、ポール・J・ヒールド(著者)「財産権と著作権保護のある作品の効率的利用」商事法務『別冊NBLI.P. Annual Report知財年報2007特集:知的財産保護の到達点-保護強化の明と暗』249-274頁担当
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[Remarks] 今村哲也、「英国における著作物等の保護期間に関する法制度について」三菱UFJリサーチ&コンサルティング編著『H19年度文化庁委託調査研究著作物等の保護と利用円滑化方策に関する調査研究「諸外国の著作物等の保護期間について」36-75頁担当
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[Remarks] 今村哲也(研究会報告)、早稲田大学21世紀COE《企業法制と法創造》総合研究所知的財産法制研究センター主催、2007年6月29日
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[Remarks] ポール・J・ヒールド(報告者)、高林龍(座長)、金正勲(コメンテータ)、今村哲也(司会)「講演録RCLIP特別セミナー著作権保護期間の延長に関する実証研究報告-パブリックドメインおよび著作権保護のあるベストセラー小説に関する実証研究」企業と法創造4巻4号、233-260頁