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2007 Fiscal Year Annual Research Report

中学生の問題行動の動機に関する学級集団心理学的研究

Research Project

Project/Area Number 19730411
Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

大久保 智生  Kagawa University, 教育学部, 講師 (30432777)

Keywords動機 / 問題行動 / 中学生 / 学級集団 / 中和化
Research Abstract

本研究の目的は,中学生がどのように問題行動を正当化しているのかを明らかにし、問題行動やそれを麦える學級内の文化に対して教師がどのような指導を行っていくべきなのかを検討することである。具体的には、(1)中学生は実際に問題行動を正当化する動機の語彙をどのように用いているのか、(2)中学生は問題行動の動機を対象(教師や友人)によってどのように表明し、使い分けているのか、(3)荒れている学校や学級ではどのように動機の語彙がどのように用いられているのか、(4)問題行動を正当化する動機の語彙は教師め指導によってどのように変化するのかの4つを検討する。本年度は、(1)中学生は実際に問題行動を正当化する動機の語彙をどのように用いているのかを検討した。まず、中学生が問題行動に対して実際にどのような正当化を行っているのか、その語彙について自由記述による調査を行てい、データを収集した。加えて、大学生を対象に、中学生のころを回想してもらい、問題行動を起こした際にどのような正当化を行ったのか、その語彙についても自由記述による調査を行い、データを収集した。これらの調査で収集された自由記述の結果とこれまでの研究(大久保・加藤,2006)で用いた項目を参考にして、新しい動機の語彙に関する尺度を作成した。なお、自由記述の結果についてはKJ法を参考に質的に検討した。以上のように、中学生が実際にどのような問題行動を正当化する動機の語彙を用いているのかを多面的に検討した。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 問題児を見る視点の変更:「できない子」から「あえてしない子」へ2007

    • Author(s)
      大久保智生
    • Organizer
      International Society for Cultural and Activity Research (ISCAE) 第1回国際アジア大会
    • Place of Presentation
      武蔵工業大学
    • Year and Date
      2007-09-07

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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