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2008 Fiscal Year Annual Research Report

情動が青年の友人関係に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 19730416
Research InstitutionToyo University

Principal Investigator

榎本 淳子  Toyo University, 文学部, 准教授 (50408952)

Keywords社会系心理学 / 情動 / 友人関係 / 青年
Research Abstract

1. 中学生から高校生に対して昨年度実施した自由記述式調査から、青年が友人関係上で引き起こされやすい葛藤場面を選定した。この場面選定は、今後の調査における感情解釈図版の作成のもととなる。その結果、青年が抱く友人との葛藤場面として「友だちの自分勝手な行動に困る」、「グループでのやり取りで自分だけが入れない」、「友だちと意見が合わない」、「嫌なことを何度も計われる」、「自分の友だちの悪口を計われる」の5つを設定した。
2. 上記の場面に対して、その具体的な解決方法について情報を得るために中学生(2名)、高校生(2名)、大学生(4名)、および中学校教師(2名)に面接を実施した。
3. 2の面接結果、および昨年度実施した自由記述式調査の結果をもとに解決方法について検討した。その結果、解決方法としては消極策として「諦める」、「我慢する」、積極策として「話し合う」、「注意する」、消極的でも積極的でもない策として「気にしない」、「時間が解決する」が抽出された。これらの結果をもとに場面ごとに解決策を表す項目を具体的に作成した。
今後は設定した場面を再度検討し、場面図版、解決方法項目を決定する。その後その場面から生じる感情、場面の解釈、解決方法について関連を検討する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 中学・高校生が抱える友人関係における悩みとその解決方法2009

    • Author(s)
      榎本淳子
    • Organizer
      日本発達心理学会第20回大会
    • Place of Presentation
      日本女子大学
    • Year and Date
      2009-03-24

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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