2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
The development of the support system for schools / teachers about expanding the education for foreign children
Project/Area Number |
19730483
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educaion
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Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
USUI Tomomi Tokyo Gakugei University, 教育学部, 准教授 (30389811)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 外国人児童生徒教育 / 日本語指導教室 / 教員の指導力 / 力量形成過程 / 教員研修 / 指導体制 |
Research Abstract |
(1) 研究目的 本研究の目的は、日本語指導が必要な外国人児童生徒の受け入れと指導を円滑に行い、外国人児童生徒教育の質的、量的な拡充を図るための、学校・教員支援システムの開発を行うことである。 具体的には、教員個々人への直接的サポートと、個々の教員の力が発揮できるようにするための学校組織を介した間接的サポートという2つの観点からシステムの構築を図る。 (2) 研究課題 学校・教員支援システムの構築のために、2つの研究課題を設定した。 研究課題Iは、外国人児童生徒教育を担当する教員の指導力の中身と力量形成過程を解明することである。外国人児童生徒教育を担当する教員が必要とする指導力がいかなる知識や技術等によって構成されるのか、経験年数を経るにしたがって指導力の中身がどのように変化していくのか、あるいはどのような指導力の発揮を期待されるようになるのか、などを明らかにすることとした。 研究課題IIは、外国人児童生徒教育の指導体制モデルを構築するとともに、組織診断票を開発することである。外国人児童生徒教育を効果的に実施しうる学校の指導体制モデルを構築し、指導体制づくりに必要な諸条件の整備状態を点検し改善していくための組織診断票を開発することとした。
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[Remarks] 臼井智美、外国人生徒は今進路指導の現状と課題、日本教育新聞、2009年9月21日
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[Remarks] 臼井智美、外国人の子どもの指導-子ども理解からはじめる一歩-、(文部科学省)初等教育資料、2009年9月、東洋館出版社、80 -83頁
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[Remarks] 臼井智美、多文化の子どもを支える教師の力量形成、第2回国際教育センターフォーラム発表(東京学芸大学国際教育センター)、2009年3月7日、中野サンプラザ
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[Remarks] 臼井智美、子どものつまずきの多様な背景を知る、第9回外国人児童生徒教育フォーラム発表(東京学芸大学国際教育センター)、2008年10月4日、中野サンプラザ
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[Remarks] 臼井智美、学力向上に資する教員の指導力、第1回国際教育センターフォーラム発表(東京学芸大学国際教育センター)、2008年3月1日、中野サンプラザ