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2008 Fiscal Year Annual Research Report

事象(イベント)としての犯罪・非行に対する地域住民の社会的コントロール

Research Project

Project/Area Number 19730529
Research InstitutionFukuoka Women's Junior College

Principal Investigator

横山 卓  Fukuoka Women's Junior College, 文化コミュニケーション学科, 講師 (60369387)

Keywords犯罪 / 非行 / 地域住民 / 社会的コントロール / 子ども / 抵抗性 / 領域性 / 監視性
Research Abstract

本研究の目的は、子どもの被害・非行という事象に対する地域住民の社会的コントロールの様相を明らかにすることにある。すなわち、子どもの非行・被害の発生「機会」を減少させるための実践的手掛かりを得るべく、地域住民の抵抗性(犯意ある行為者の力を押し返す)・領域性(犯意ある行為者に「ここから先は入れない」と知らしめる)・監視性(侵入してきた犯意ある行為者の行動を把握できる)を明らかにしようとするものである。調査結果の分析に当たっては、世代(若年世代20・30歳代、中年世代40.50歳代、高年世代60歳以上)を軸として設定し、「地域生活構造」、「子どもの被害・非行の発生に対する認識」、「組織的な地域防犯活動に対する認識」、「子どもの被害・非行に対する抵抗性・領域性・監視性」の様相を見た。得られた知見の概要は、以下の通りである。
(1) 世代が上がるほど、地域における人間関係が広範で濃密な者が多く、地域に愛着を感じている者も多い。
(2) 子ども被害・非行については、(1)の結果を反映してか、世代が上がるほど見聞きする者が多い。
(3) 行政や警察の防犯活動については、世代が上がるほど見聞きする者が多く、肯定的に評価する者が多い。
(4) 子どもの被害・非行に対する抵抗性・領域性・監視性を示す行動は、世代が上がるほどとる者が多い。
(5) 子どもの被害・非行に対する抵抗性・領域性・監視性を示す行動は、その子どもの学校段階(小・中・高)が低いほど、とる者が多い。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 『事象(イベント)としての犯罪・非行に対する地域住民の社会的コントロール』(課題番号19730529)平成19年度〜20年度・科学研究費補助金・若手研究(B)研究成果報告書(平成21年3月)を執筆・印刷した。

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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