2007 Fiscal Year Annual Research Report
テクノロジーを活用した障害のある高校生のための大学進学支援プログラムの開発
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19730562
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
巖淵 守 Hiroshima University, 大学院・教育学研究科, 准教授 (80335710)
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| Keywords | 支援技術 / テクノロジー / 障害 / 高校生 / 大学進学 |
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| Research Abstract |
本年度は,障害のある高校生の大学進学を成功へと導くプログラムの開発,ならびにその中での彼らの能力を高めるテクノロジーの活用を目指した利用効果測定を目的に,以下の通り実施した。
(1)7月25日〜29日の期間,東京大学先端科学技術研究センターの協力を得,障害のある高校生のための大学体験プログラムを実施した。プログラムの中では,大学進学を目指す高校生が,親元を離れ,講義を受けるといった大学生活を体験する中で,大学進学と就職プラン,自らの能力を高めるテクノロジー利用,自己決定と自立生活などの内容を学び,自ら主体的に進学へ向け活動することの支援を行った。
(2)本研究と同様の研究を行う米国ワシントン大学DO-ITプログラムとの共同セッションを上記大学体験プログラムにおいて実施した。障害を持つ高校生には日本と米国に共通する物理的・心理的バリアが存在し,それを乗り越えるための方法についての情報共有が図られた。
(3)支援機器・機能の利用についての調査研究を行い,大学体験プログラムを通して,各参加者に応じた機器・機能の利用率が向上した。
(4)プログラム終了後,進学や支援機器利用に関する相談を,インターネットを通じたオンラインメンタリングにより実施した。
以上の結果を踏まえ,最終年度となる来年度は,プログラムにおける支援体制を充実するとともに,こうしたプログラムが継続できる方策をより具体的にするためにさらに検討を進めたい。
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Research Products
(3 results)
