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2007 Fiscal Year Annual Research Report

風の海面摩擦係数に及ぼすうねりの影響

Research Project

Project/Area Number 19740291
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

鈴木 直弥  Kyoto University, 工学研究科, 研究員 (40422985)

Keywords海面摩擦係数 / うねり / 風波 / 海洋物理 / 方向スペクトル / 風波レイノルズ数
Research Abstract

本年度は、現場海洋において風波と共存する種々のうねりの方向スペクトルを含む風の海面摩擦係数データの収集を行い、風波に対していろいろな方向から来るうねりのパターンのデータセットの構築を行った。
1.データの収集 平塚沖約1kmの所に位置している独立行政法人防災科学技術研究所平塚実験場所有の観測塔における2000年10月と2001年2月の6日間分のデータ、田辺湾にある京都大学防災研究所白浜海象観測所所有の田辺中島高潮海洋観測塔における2003年7月から2007年11月までのデータの収集を行った。また、データ量を増やすことを考え、波の方向の算出を行うために、波浪予報モデルと計算用PCの環境のセットアップを行った。
2.データの選別 上記の収集した観測データについて風の海面摩擦係数及び方向スペクトルを算出し、風波に対するうねりの方向毎に同一・逆・横方向の3パターンのデータセットを構築した。
本研究において波の方向スペクトルを含むデータを収集し、うねりの方向別に構築したデータセットを風の海面摩擦係数と風波レイノルズ数の関係図にプロットした結果、これまでの既往研究では、プロットが大きく変動しているだけであり、うねりの影響の詳細を見ることが出来なかったが、風波に対して逆方向のうねりがある場合に風波レイノルズ数の増加に対して風の海面摩擦係数が急激に増加する傾向が明らかに示された。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 風の海面摩擦係数に及ぼすうねりの影響-船舶における波の方向スペクトル観測計画について-2007

    • Author(s)
      鈴木直弥
    • Organizer
      黒潮続流域での海面フラックスに関する研究集会
    • Place of Presentation
      名古屋大学水循環研究センター
    • Year and Date
      20071200

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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