2008 Fiscal Year Annual Research Report
微小空間中における量子流体の相挙動-凝縮・凝固挙動のモデル化-
Project/Area Number |
19750113
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
田中 秀樹 Kyoto University, 工学研究科, 助教 (80376368)
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Keywords | 表面・界面 / 量子流体 |
Research Abstract |
■分子シミュレーショングランドカノニカル(grand canonical(GC))アンサンブル(温度, 体積, 化学ポテンシャル一定)に基づく経路積分モンテカルロ(path integral Monte Carlo(PIMC))法を採用したシミュレーションプログラム(GC-PIMC)を用い, AIPO_4-5への水素同位体吸着等温線の計算を行った。また, 各種ナノ細孔(FSM, MCM-41など規則性メソポーラスシリカを対象とするシリンダー型細孔, 配位金属錯体, 活性炭などのカーボンスリット型細孔)を対象としたシミュレーションプログラムも完成した。 ■吸着実験極低温(4K以上)における気体吸着測定用クライオスタットを用いた気体吸着量測定を行うため,キャパシタンス圧力計を有するガスハンドリングシステムの調整を進め, 炭素被覆メソポーラスシリカへのNe吸着測定(〜27K)を測定した。また, 炭素被覆メソポーラスシリカについては, SPring8のBLO2B2ビームラインにおいて粉末X線回折測定を行い, その細孔構造解析を進めた。得られた細孔構造モデルを上記シミュレーションに応用することにより, 実験とシミュレーション結果との直接的な比較を推進した。
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[Journal Article] Mechanochemically Induced sp^3-Bond-Associated Reconstruction of Single-Wall CarbonNanohorns2008
Author(s)
K. Urita, S. Seki, H. Tsuchiya, H. Honda, S. Utsumi, C. Hayakawa, H. Kanoh, T. Ohba, H. Tanaka, M. Yudasaka, S. Iijima and K. Kaneko
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Journal Title
Journal of Physical Chemistry C 112
Pages: 8759-8762
Peer Reviewed
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