2007 Fiscal Year Annual Research Report
テンタゲート式水門の動的不安定に対する安全対策手法の確立
Project/Area Number |
19760155
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Research Institution | Ashikaga Institute of Technology |
Principal Investigator |
阿南 景子 Ashikaga Institute of Technology, 工学部, 講師 (30346077)
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Keywords | 機械力学 / 流体力学 / 流体関連振動 / 自励振動 / 連成振動 / テンタゲート / 動的不安定 / 安全対策 |
Research Abstract |
テンタゲート式水門の動的不安定に対する安全対策手法を検討するために、テンタゲートの縮小モデルを用いた実験、実用テンタゲートにおける振動実地調査および理論解析を行ってきた。 実用テンタゲートの振動実地調査 米国・カリフォルニア州で実用されているテンタゲートについて振動の実地調査を行った。実験は、総質量約77トンのテンタゲートを対象に、California Department of Water Resources、 US Army Corps of Engineers、大阪電気通信大学石井徳章教授の協力を得て実施した。研究代表者らが以前から提案している鋼棒切断加振法により、流水中で巨大なゲートを加振し、そのときのゲートの振動応答を計測した。解析の結果、研究代表者らが導いた自励振動発生のための初期変位量(摩擦の閾値を超える初期変位量)に関する解析の検証を行うことができた。さらに、動的安定/不安定の判別に関する理論解析法の検証を行うこともできた。 モデル実験 テンタゲートの2次元モデルおよび3次元モデルを用いた実験を行い、特に、ワイヤーロープ(ばね)の非線形性が自励振動特性におよぼす影響を検討した。さらに、せき板両サイドの水密ゴムの摩擦の影響について検討した。 理論解析 振動実地調査で得られた結果およびモデル実験の結果を元に、自励的定常振動の理論的な解析を進めている。解析手法の確立にはいたっていないが、現象をモデル化し、解析を試みている段階である。
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