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2007 Fiscal Year Annual Research Report

人間志向な視線感による環境把握メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 19760161
Research InstitutionIbaraki University

Principal Investigator

城間 直司  Ibaraki University, 工学部, 准教授 (90312826)

Keywordsユーザインターフェース / 知能機械 / 制御工学 / リモートセンシング / バーチャルリアリティ
Research Abstract

本研究では,脳内モデル,平面投影像そして身体性というような人間の環境把握モデルで,特に人間の身体性の一部である視点や視線の動きの重要性に着目し,人間志向な視線感による環境把握メカニズムの解明を行うことを目的としている.検証システムでは,身体性を考慮した視点・視線の動きおよび超身体性を考慮した視点・視線の動きを実現するものである.本研究では,これらを実現するシステムを構築し,構築システムにより人間の環境把握の向上を図ることが可能であるかの検証実験を行い,提案環境把握モデルの有効性を示す.
当該年度の研究成果の内容としては,高視野の安定化画像を得るために,4台のカメラ画像を複合した高視野の安定化画像カメラシステムの開発および検証を行った.高視野画像を利用できることにより,画像の安定化領域が格段に増大し,また,機械的にカメラを動かす必要性も減るのでシステムの応答性が増すことができる.これにより高速な視線の動きにもシステムが対応可能となる.また,検証用遠隔操作ロボットシステムの開発を行い,移動ロボットを利用した検証実験が可能となった.そして,任意内挿視点画像生成のための,レーザ測距器と2台のカメラを用いた内挿視点画像アルゴリズムの開発を行い,カメラ以外のセンサ情報を利用することでシステムの処理速度向上を図った.内挿画像生成が可能となることにより,実際に物理的にカメラが存在しない場所からの視点を確保することが可能となる.過去画像システムに対して高視野カメラ画像を利用することにより,システムの対応可能な状況の増大を図った。現在のカメラ映像のみでなく過去のカメラ映像を利用することにより,実際にカメラが存在しない領域での視線確保が可能となる.

  • Research Products

    (3 results)

All 2007 Other

All Presentation (2 results) Remarks (1 results)

  • [Presentation] 屋外環境における過去面像履歴を用いた遠隔操作システムの開発2007

    • Author(s)
      伊藤誠崇・佐藤徳孝・杉本麻樹・茨城大城間・直司・電通大稲見 昌彦・松野文俊
    • Organizer
      SI2007
    • Place of Presentation
      広島大学
    • Year and Date
      2007-12-22
  • [Presentation] Development of Omni-directional Image Stabilization System using Camera Posture Information2007

    • Author(s)
      Ryo, Miyauchi, Naoji, Shiroma, Fumitoshi, Matsumo
    • Organizer
      ROBIO2007
    • Place of Presentation
      中国海南島
    • Year and Date
      2007-12-17
  • [Remarks] 茨城大学研究者情報総覧

    • URL

      http://info.ibaraki.ac.jp/scripts/websearch/index.htm

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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