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2007 Fiscal Year Annual Research Report

非常災害時のためのパーソナルネットワークシステム

Research Project

Project/Area Number 19760264
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

小野 文枝  Yokohama National University, 大学院・工学研究院, 助教 (20385537)

Keywordsネットワーク
Research Abstract

本研究では、利用者が電源を必要とする端末を利用せず、自律的なネットワーク構成を検討し、その性能評価法、最適化及びその性能改善法を調査・検討することを目的している。特に、平成19年度は基本性能検討段階であり、非常災害時に情報取得可能なパーソナルネットワークについて以下の(a)(b)について調査検討を行った。まず、(a)地震発生時に震度情報を取得するための方法を検討した。通常、地震に関する情報は様々なネットワークを経て伝達される。しかしながら、様々な経路による遅延やネットワークの完全性が保証されていないなどの問題が存在している。そこで、本研究では、遅延なく情報取得可能なパーソナルネットワークを提案し、その性能を模擬実験により評価した。その結果、震度4以上の地震であれば、情報収集可能であるこが明らかになった。また、(b)災害時に双方向に情報収集を行うための方法として、直交M系列を用いた通信方式を提案し、その性能を理論解析により検討した。その結果、提案方式により双方向伝送することで効率的に情報伝達可能なことを明らかにした。これらの結果から、提案したネットワークや通信方式は、非常時だけでなく平常時にも自律的なネットワークの構成を実現するための機能として役立てるものと考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 直交M系列を用いた双方向伝送に関する一検討2007

    • Author(s)
      小野文枝
    • Organizer
      電子情報通信学会ワイドバンドシステム研究会
    • Place of Presentation
      茨城大学
    • Year and Date
      2007-06-05

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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