2008 Fiscal Year Annual Research Report
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19760415
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
櫻井 一弥 Tohoku University, 大学院・工学研究科, 助教 (00323080)
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| Keywords | アルゴリズム / 情報システム / 建築計画 / 実践的研究 |
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| Research Abstract |
本年度の研究予定項目として、1. プログラムの統合化とインターフェイスの改良、2. 対象建物の設計とシステムによる計算結果のフィードバック、3実際の設計内容とシステムの計算結果を比較検討することによるシステムの有効性に関する考察を掲げていた。1. については、昨年度作成したシステムの見直しを踏まえながら、プログラムの統合化を図り、利用しやすいインターフェイスの実装をした。2. については、実施設計段階の対象建物がなかったことから、申請者がこれまで建築設計に関わった建物の部分的なデザインに使用することを前提として計算結果と比較を行った。3. については1960年代に行われていたような、建物の平面を自動生成するシステムでは逆に利用価値が下がるという昨年度の考察結果を踏まえ、2. で行ったような部分的なデザインへの適用が有効であるという結論を導き出すことができた。本年度の研究スケジュールはほぼ予定通りとなった。本年度得られた成果として、申請者が設計に関わった対象建物のうち、ファサードの開口デザインに論理的な解答が必要とされるものについては、コンピュータを用いた演算がある程度の指針となる方向性を導き出しうることが示されたことが挙げられる。作品は発表されているものの、今回のシステムを用いた演算結果とその有効性については、現段階でとりまとめの最中であり、然るべき時期に日本建築学会論文集等での発表を予定している。
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Research Products
(2 results)
