2007 Fiscal Year Annual Research Report
森林浴効果と個人的背景との関連の解明と森林浴空間の設計指針等の策定
Project/Area Number |
19780029
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Research Institution | Forestry and Forest Products Research Institute |
Principal Investigator |
高山 範理 Forestry and Forest Products Research Institute, 森林管理研究領域, 研究員 (70353753)
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Keywords | 森林浴効果 / 癒し効果 / パーソナリティ / 個人差 / 森林環境 |
Research Abstract |
当年度(平成19年度)の研究計画の主眼は、次年度(平成20年度)から、実際の森林においておこなう予定の森林浴実験の準備と、資料の収集にあった。具体的な目的は、(1)個人的背景と空間設計、利用プログラムの策定に関係した既往研究の収集と整理、(2)保健休養利用に資する空間の設計、利用プログラムの策定に関する資料の収集と整理、(3)森林浴実験調査地の想定をおこなうことであった。 (1)については、国内外の個人や集団の「個人的背景」や、特定の対象への「態度」と、空間の設計やプログラムの策定との関係を調べた知見を、東京大学雑誌検索シヌテム(FELIX)、農学情報データベース(AGSEARCH)などを用いて検索し、国会図書館などへの複写の外部委託や調査出張によって収集し、内容の整理をおこなった。(2)については、森林浴や森林レクリエーションなど、保健休養的な森林空間の設計、利用プログラムの策定に関わる行政資料を上記の検索システムによって収集し、内容の整理をおこなった。(3)については、翌年に心理実験・アンケート調査をおこなう候補地として、主に4つのタイプの林相(針葉樹人工林、針葉樹天然林、落葉広葉樹林、常緑広葉樹林)に類別して、8箇所程度の森林浴コースを想定した。 H19年度の研究計画が滞りなく達成されたことで、次年度に予定している森林浴実験の具体的な準備が成されたといえる。
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Research Products
(23 results)
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[Journal Article] A forest bathing trip enhances human natural killer activity and Expression of Anti-cancer proteins2007
Author(s)
Q. Li, K. Morimoto, A. Nakadai, H. Inagaki, M. Katsumata, T. Shimizu, Y. Hirata, K. Hirata, H. Suzuki, Y. Miyazaki, T. Kagawa, Y. Koyama, T. Ohira, N. Takayama, A. M. Krensky, and T. Kawada
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Journal Title
International journal of immunopathology and pharmacology 20(2)
Pages: 3-8
Peer Reviewed
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