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2008 Fiscal Year Annual Research Report

うつ病患者-家族支援:eラーニングの教育効果と活用の可能性についての研究

Research Project

Project/Area Number 19790374
Research InstitutionFukuoka Prefectural University

Principal Investigator

北川 明  Fukuoka Prefectural University, 看護学部, 講師 (20382377)

Keywordsうつ病 / eラーニング / ヘルスケア教育 / Moodle
Research Abstract

社会問題であるうつ病および自殺者数増加の防止, 低減を目指し, その中で現代社会において最も急速に発展を遂げてきているインターネットを利用してのヘルスケア教育のあり方や今後の課題についての知見を得ることを目的とし, うつ病患者に対しアンケート調査を行った。
アンケートの対象は、精神科外来に受診しているうつ症状のある患者100人とした。アンケートの有効回答率は10%であった。アンケート回収数が少なく分析に耐えうる結果を得られていないため、アンケート結果は参考値として提示する。回答者の属性は、男性30%、女性70%、平均年齢45,9歳であった。精神的に困っていることとして、「不安(70%)」、「落ち込む(70%)」、であった。身体的に困っていることとして、「不眠(70%)」、「食欲がない(60%)」、「体重減少(60%)」、「疲労.倦怠感(60%)」であった。社会的に困っていることとして、「十分に働けない(60%)」、「家事が十分にできない(60%)」であった。次に病気に関して知りたいことは、「薬の効果や副作用(50%)」、「症状と症状の経過(40%)」、「職場復帰の見通し・方法(40%)」であった。最後にインターネットを利用してうつ病についての情報が見られるサイトの利用について尋ねたところ、「とても利用したい(30%)」「少し利用したい(10%)」「あまり利用したくない(0%)」「利用したくない(30%)」「利用したいがパソコンがない、またはインターネットをつなげていない(30%)」と利用したいと考えているものが70%であった。
これらの情報をもとにしたeラーニングコースを作成し、公開するための準備として、Moodleを利用したeラーニングシステムの構築を行った。Moodleには、Moodle1. 9. 3を用いた。Moodleを活用することで、利用者の行動をモニターでき、ヘルスケア教育におけるeラーニングの活用可能性を分析することが可能になるものと考える。

  • Research Products

    (1 results)

All 2008

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] テレビ会議システムを用いた遠隔健康教室の利点と課題-住民アンケートの結果から-2008

    • Author(s)
      北川明,恒松美輪子,梯正之,烏帽子田彰
    • Organizer
      第9回日本医療情報学会看護学術大会
    • Place of Presentation
      東京
    • Year and Date
      20080000

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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