2008 Fiscal Year Annual Research Report
気管支喘息におけるロイコトリエン受容体拮抗薬の効果と遺伝子多型
Project/Area Number |
19790703
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
広田 朝光 The Institute of Physical and Chemical Research, 呼吸器疾患研究チーム, リサーチアソシエイト (50435674)
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Keywords | 気管支喘息 / ロイコトリエン受容体拮抗薬 / 遺伝子多型 / 個人差、多様性 |
Research Abstract |
気管支喘息治療薬のロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)について、前年度にその効果(LTRA投与後の改善率)との相関がえられた遺伝子についての機能的解析をおこなった。また、新規の関連遺伝子の検索のため、候補遺伝子について遺伝子多型の詳細なスクリーニングも行った。 1. LTC4Sの遺伝子多型についての機能的解析 呼吸機能の改善率と相関をもつLTC4S遺伝子の約2kbp上流に存在する2SNPに対し、各アレルより遺伝子発現調節に差があるかを確認するためにLuciferase assayを行った。LTC4S遺伝子を高発現しているKU812(好塩基球)において、LTC4Sの遺伝子上流約2kbpとLuciferase遺伝子を含むべクターをtransfectionする条件をNucleofection(amaxa)にて設定じた。さちにKU812はTGFB1刺激にてLTC4Sの遺伝子発現が上昇すること、またLuciferase assayにおいてもTGFB1刺激により転写活性が上昇することを見出した。 2. 遺伝子多型のスクリーニング システニルロイコトリエン産生経路に関与する遺伝子のうちLTA4H, LTB4R1, LTB4R2に関して、12人の気管支喘息患者めゲノムDNAを用いてDirect Sequenceを用いて遺伝子多型の抽出を行い、Haploviewを用いて連鎖不平衡マップの作製を行った。これらの遺伝子多型の中に仕、前年度にgenotypeを行っているものも含まれTでいるが、これらとは連鎖の弱い、新たなtagSNPも多数含まれでいた。
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Research Products
(6 results)