2007 Fiscal Year Annual Research Report
前立腺癌の進展・転移における基底膜分解酵素活性の分子機序の解明と臨床応用
Project/Area Number |
19791101
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
神谷 直人 Chiba University, 医学部・附属病院, 助教 (40436431)
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Keywords | 前立腺癌 / 骨転移 / MMPs / FIZ / Zymography |
Research Abstract |
今回の検討に対して同意を得られた患者より血清及び前立腺針生検組織の採取及び保存を継続している。今回の検討におけるpositive controlとして使用する細胞株であるHT1080を培養し、その培養液より基底膜分解酵素の抽出も継続中である。骨転移における骨破壊で極めて重要な役割を担っていると考えられるRANKLやカテプシンKに関しても検討を予定している。また、新規前立腺癌骨転移症例に対してゾレドロン酸使用群と非使用群におけるホルモン療法による血清基底膜分解酵素値の変化を検討している。ゾレドロン酸投与は2年を予定しており、この研究課題の終了予定時であるH21年度末までには明確な研究成果を報告する。
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