2007 Fiscal Year Annual Research Report
X線CTおよび非接触型三次元計測装置より得た顎顔面軟組織形状の統合・分析・評価
Project/Area Number |
19791546
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
神尾 崇 Tokyo Dental College, 歯学部, 助教 (70433951)
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Keywords | CT / 三次元 / 顎変形症 |
Research Abstract |
「非接触型三次元顎顔面形態計測装置で得られた情報は、X線CTから得られた画像情報(DICOM3)より再構築された三次元画像より得られる顎顔面の軟組織情報と一致するか否か」について、顎顔面軟組織形態の計測装置として非接触型三次元形状計測装置SURFLACERVMH-300F(UNISN)を、またX線CT撮影には、本学歯科放射線科が有する装置Somatom Plus4Volum Zoom (Siemens)を用いている。 軟組織の抽出はソフトウェア:Osirix上で行った。VMH-300Fにより得られるデータは、約5万個の点で構成される点群データの集合体である。これらは不規則な点表現の集合体であり、そのままでは他群の点群データと一対一で対応しない。そのため比較・評価を行うにあたり、その変換手法として対象としたい片方の点群データをポリゴンメッシュ化することでその解決を図った。 平成20年2月の時点でデータの収集は完了し、また上記の分析手法の確立もほぼ完了し、データの統合を開始している。具体的には、アーチファクトなど今析にあたり障害となるノイズの除去、またX線CTで得たDIOCOMデータをSTL形式での変換操作を行っている。その操作には、Windows OSPC(ソフトウェア:SIMPLANTCMFVer.11、Imageware Ver.9など)およびMac OSPC(Osirix)の両方を同時に使用している。 平成20年3月より統合された各データの分析、評価を開始している。
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Research Products
(1 results)