2007 Fiscal Year Annual Research Report
脳由来神経栄養因子を用いた歯周組織再生療法の臨床応用に関する研究
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19791612
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| Research Institution | Hiroshima University |
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Principal Investigator |
長谷川 直彦 Hiroshima University, 病院, 助教 (10346512)
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| Keywords | 歯周組織再生 / セメント質 / 歯周靱帯 / 脳由来神経栄養因子 |
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| Research Abstract |
申請者はこれまでに、BDNFが歯周組織再生を誘導することを報告している。
当該研究期間では、まず、BDNFをアテロコラーゲンとともに填入し、組織計測および免疫組識学的検討を行った。その結果、BDNFがセメント質、歯周靱帯、歯槽骨の再生を伴う歯周組織の再生を誘導することを示した。また、これがBDNFが投与後早期に歯周靱帯細胞の増殖・分化を制御したことで生じることを明らかにした。
これらの結果に基づき投与するBDNFをPLGA、βTCP、ヒアルロシ酸といったキャリアーとともに投与し、歯周組織再生の評価を形態学的に観察し、歯周組織再生が観察された。現在、歯周組織再生についての組織計測学的評価を行うための、動物実験と標本作製を行っている。
また、これらの結果に基づき各担体の形態、性状に変化を加え投与の諸条件について組織学的に検討する予定である。
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