2007 Fiscal Year Annual Research Report
MR画像上での予測因子発見プロジェクト-嚥下機能低下の早期発見に向けて-
Project/Area Number |
19791640
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
大久保 真衣 Tokyo Dental College, 歯学部, 助教 (60385218)
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Keywords | MRI / 摂食・嚥下 / 加齢 |
Research Abstract |
MRI装置としては、東京歯科大学千葉病院に設置しているSiemens社製1.5T MR装置を使用する。まずは現在使用している表面コイルである従来型のhead and neckコイルを利用して解剖構造の描出をおこなった。基本画像取得を目的として、健康成人のボランティアを用いた検討とした。今後の展開を考慮し,ボランティアの性別や年齢による偏りがないように注意し撮影を行った。正常範囲であると考えられる形態の違い,さらに画質の変化,を検討した。また撮像したデータをもとに,解剖学的構造部や生理学的運動の比較検討を行う予定である。撮影条件については,初めは静止画像で,歯科放射線学医が嚥下機能に関連した適切な静止画像を評価した。これには病態描出のため現在行われているT1WI, T2WI,プロトン強調画像を基本とする。さらに現在使われている撮像条件からTR, TEの値やFOV等のシーケンスを変化させ,舌運動に適した静止画を規格化する。 今後口腔領域の摂食・嚥下機能で重要である準備期に重点を置く予定である。今後舌形態,動態の描出を検討するため、他の方法で行われている舌の形態、動態の検討を行う必要があると考えた。そこで今回はUSの検査を用いることとした。 US装置を用いることにより、MR画像とUS画像の動態変化を検討したい。
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Research Products
(1 results)