2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
A study of the background factor during the lactation period -The support for the natural weaning-
Project/Area Number |
19791643
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Social dentistry
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Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
IWATA Sachiko Asahi University, 歯学部, 助教 (60319126)
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Project Period (FY) |
2007 – 2010
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Keywords | 授乳 / 母乳 / 哺乳ビン / 卒乳 / 社会的支援 |
Research Abstract |
ヒトが育っていく上で必要不可欠な授乳行為は、通常、第一乳臼歯が萌出し噛み合い、咀嚼が獲得される生後1歳6か月児には必要ないとされる。しかし、1歳6か月児歯科健診において、授乳行為を継続している母子は多く、従来から「母乳」や「哺乳ビン」は1歳6か月のう蝕発生要因として指摘されている。先行研究において、1歳6か月児で授乳行為をしている母親に授乳行為の必要性を質問した結果、必要と思っていない母親が母乳群では20.6%、哺乳ビン群では35.0%認め、授乳行為をやめたくてもやめられない環境があることが推測された。そこで、本研究では、授乳行為の背景ならびに環境を調査し、乳歯のう蝕発生予防となる子どもの乳離れ(自立)を支援していくための方法を見出すことを目的とする。 (1) 岐阜市の1歳6か月児歯科健康診査を利用し、量的ならびに質的な質問票調査を実施する。 (2) 離乳完了期の母親に対し、フォーカスグループインタビューを実施する。 (3) 全国の抽出保健センターに離乳支援の現状調査(質問票)を実施する。
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