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2007 Fiscal Year Annual Research Report

専門看護師サポートネットワークシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 19791663
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

高見 由美子  University of Hyogo, 看護学部, 助教 (30438262)

Keywords専門看護師 / サポートシステム / 看護
Research Abstract

はじめに:専門看護師(以下CNSとする)が専門領域や地域を超え,利便性の高いネットワークを有して活動することは,看護実践の質の向上に繋がり,さらに新人CNSの活動効果の早期安定が期待される。
目的:今年度は,CNSサポートネットワークシステムを開発するにあたり,CNSが求めるサポート内容を明確にする事を目的とした。
方法:(1)デモグラフィックデータ(2)インターネット使用状況(3)役割における他のCNSへの相談希望の有無(4)システムへの関心と利用希望の有無(5)活動を支援に必要なサポートからなる,自記式質問紙調査を行った。研究対象者は,日本看護協会公式ホームページに氏名・勤務施設名を掲載していたCNS212名の内,調査用紙の返却が得られた130名(回収率61.3%)であった。本研究は兵庫県立大学看護学部倫理委員会の承認を受けて行った。
結果:対象者の平均年齢39.9歳,平均臨床経験15.0年,平均活動年数2.7年,認定までの平均期間は2.6年だった。職場でインターネットを使用できるのは119人(91.5%)で,使用頻度が毎日なのは109人(83.8%),2〜3日に1度が12人(9.2%)だった。役割において,同領域・他領域CNSへの相談希望の有無を問う12項目の内,9項目で50%以上が「はい」と答えた。中でも実践で同領域CNSに相談したいでは87.7%,相談で同領域CNSに相談したいは80.8%,実践で他領域CNSに相談したいは77.7%,共同研究の場が欲しいは73.8%,役割以外の事でCNSに相談したいは70.0%が「はい」と答えた。またシステムへの関心は90.8%で,システム利用希望では76.2%があると答えた。
考察:多くのCNSが相談場所を求めながら実現していない状況が見られた。今後CNS活動を支援する資源となるよう,安全性と利便性の高いサポートネットワークシステムを構築することを目指す。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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