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2007 Fiscal Year Annual Research Report

退職する20歳代中堅看護師のキャリア認識構造の分析

Research Project

Project/Area Number 19791673
Research InstitutionMeiji College of Oriental Medicine

Principal Investigator

川北 敬美  Meiji College of Oriental Medicine, 看護学部, 助手 (50440897)

Keywords中堅看護師 / 退職 / キャリア認識 / キャリアコミットメント
Research Abstract

本研究の目的は、退職する20歳代の中堅看護師の退職を決意したプロセス及び彼らのキャリアに対する認識を明らかにすることである。今年度は、以下の4項目の研究を実施した。
1.国内外文献検討;看護師の退職に与える影響として現在のところ明らかになっているものには、職務満足(内在的、外在的満足を含む)・メンターの存在・組織風土等、多岐にわたる。中堅看護師のキャリアに関する研究では、キャリア開発・能力開発等の組織管理側のものとキャリア志向・専門職意識芽生え過程などの個人の視点から捉えたものがあった。更に、キャリア形成が職業継続意志に有意な正の影響を与えることも明らかとなっている。
2.概念枠組み構成;中堅看護師のキャリアに対する認識とは、個々人が元々持っている仕事観に就職後に培った経験が複合し形成されていくものである。本研究の対象者は、退職という行動をとっており、その行動に至った現状を捉えるには質的アプローチが適していると考え、元々の仕事観、職務上もしくは生活上の出来事、退職に至った経緯、研究対象者の考える仕事の意味からアプローチすることとした。
3.研究計画書の作成;研究参加者(中堅看護師)の基準は、Patricia Bennerの基準を参考に20歳代で4年目以上の看護師を対象とした。研究協力機関は、看護の質を保証するとともに研究参加者のリクルートも考慮し、近畿圏内の500床以上の急性期医療を担っている機能評価認定病院とした。研究方法は質的帰納的研究とし、データは半構成的質問紙によるインタビュー調査にて収集することとした。
4.倫理委員会申請;明治国際医療大学研究倫理委員会に申請を行い、承認を得た。

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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