2007 Fiscal Year Annual Research Report
月経前症候群の女性の症状を軽減する看護介入プログラムの実用化
Project/Area Number |
19791682
|
Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
高島 えり子 Chiba University, 看護学部, 助教 (10431735)
|
Keywords | 月経前症候群 / PMS / ウィメンズヘルス / セルフケア / 母性・女性看護 |
Research Abstract |
【看護介入プログラムの考案・内容妥当性の検討】 Diana Taylorによる月経前症状管理プログラム(PMS-SMP)に基づき、月経前症候群のセルフケア・看護に関する文献を検討し、研究者のPMSセルフケアプログラムについての研究結果・看護経験などを加味し、PMS看護介入プログラムの内容の一部について再検討を行った。その結果、リラクセーション法などの認知行動療法、ストレスマネージメントのプログラム内容や介入方法の一部を修正し、対象者に効果的であり、実践・継続可能になるように検討を行った。また、長期的な効果を検証するためのプログラム運営方法について、セルフケア実施が継続できるよう、実施強化のためのフォローアップに関して検討を行った。 【看護介入プログラムを展開するための準備】 PMS症状の評価の一つとして使用する尺度について10名に対しプレテストを行った。先行研究と同様の結果が認められ、本看護介入プログラムにおいても尺度使用が可能と考えられた。看護介入プログラムの再検討した内容とプレテストの結果について、日本全国のウィメンズヘルス看護の専門家、研究者に対して、開発した看護介入プログラムを提示し、内容の妥当性について意見を聴取し、妥当性と臨床応用性について助言を得た。また、プログラム内で実施するストレスマネージメントのプログラムについて、より実施可能となるよう専門家から助言を得、実践能力を高めるよう努めた。
|