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2007 Fiscal Year Annual Research Report

幼児の午睡と生体リズムとの関連-単相睡眠への移行までの追跡調査-

Research Project

Project/Area Number 19791687
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

津田 朗子  Kanazawa University, 医学系研究科, 助教 (40272984)

Keywords小児看護学 / 生体リズム / 子ども / 午睡
Research Abstract

近年の夜型化した生活が子どもの生体リズムの形成過程を阻害することがないよう、本研究は、幼児期の子どもの生体リズムを継続的に追跡調査し、生体リズムの発達と午睡との関連性を明らかにすることを目的としている。
今年度は、これまで正確なデータを得られにくかった体温について、リズムの形成過程にある0〜6歳の乳幼児115名を対象に、平成19年5月から12月まで土曜日、日曜日、祝日を除く8ヶ月間にわたり、1日5回の腋窩温測定を実施した。睡眠覚醒リズムおよび生活習慣については、保育士および保護者の記載した記録等から確認した。
現在までに、データの整理及び入力を終了したが、測定した体温は、発達段階や環境要因によると考えられる変動に加え、個人差が非常に大きく、現在、個別に分析を行っているところである。
分析の視点は、一定期間内の同一時間帯における体温の変動の大きさ(測定値の安定性)と、日中の体温リズムの経時的な変化を抽出することとし、個人のデータを1月ごとに確認し体温の分布図を作成している。平成19年6月に測定した1カ月間の体温の分布において、1歳児と4歳児の個人のデータを比較した結果から、1歳児は4歳児より同一時間帯における体温の変動が大きいことが確認されており、年齢が体温の安定性に関連していることが示唆される。
体温の変動に影響する要因が明らかになった後、20年度からの調査に向けて継続ケースを10〜20名程度に選定する予定である。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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