2007 Fiscal Year Annual Research Report
造血幹細胞移植患者への看護介入 -M.Newmanの理論に基づいて-
Project/Area Number |
19791716
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
永井 庸央 Prefectural University of Hiroshima, 保健福祉学部, 助教 (70433381)
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Keywords | がん看護 |
Research Abstract |
【研究目的】現状に納得できないと主観的に感じるまま長期に外来通院を続ける造血幹細胞移植後の成人前期男性患者と看護師がともに患者のパターン認識をたどることで,病気体験にどのような変化が生じるのか探求する。 【研究実施計画】 平成19年度 4月〜8月:研究フィールドに研究依頼書・研究計画書提出。各施設の倫理委員会にて審査を受ける。 8月〜10月:主治医・外来看護師に研究計画書をもとに説明し,参加者を選定する。 10月〜3月:データ収集。1人の参加者につき,およそ3回の面談を行う。10人の参加者に面談予定。 平成20年度 4月〜9月:データ-収集。 10月-12月:分析・まとめ。 1月〜3月:研究依頼施設の関係外来・病棟で研究発表。結果報告 【研究実施状況】 7月〜9月:学内倫理委員会に研究計画書を提出。倫理審査を受け承認される。 10月〜3月:研究フィールドへ研究計画書提出。倫理審査を受け承認される。研究フィールドの担当医師と以下の選定基準をもとに研究対象者の選定と対象者への依頼を行っている状況である。 研究対象者の選定基準の条件 1)造血幹細胞移植を行って1年以上外来通院を続けている成人前期男性患者。 2)45〜60分程度の面談が可能な身体的精神的状態である。 3)研究の主旨について理解し,参加の同意が書面にて得られた患者である。 なお,担当医師の都合などにより,研究対象者の選定依頼が予定より遅れており,データ収集はまだ行なえていないため,20年度に行なう予定である。
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