2008 Fiscal Year Final Research Report
Constitutionalism and Freedom of Speech in Modern China
Project/Area Number |
19820042
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Asian history
|
Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
NAKAMURA Motoya Nanzan University, 外国語学部, 准教授 (80454403)
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Keywords | 近代中国 / 中華民国憲法 / 自由 / 人権 / リベラリズム |
Research Abstract |
近代中国の憲政史は、近代中国のリベラリズム思想の展開と深い関係を有している。その歴史を「自由とナショナリズム」という視角から再考し、憲法制定史における自由権の規定がどのように変遷し、実際のところどの程度の言論・出版の自由が実現していたのかを解明した。確かに近代中国には近代西洋型の自由はなかったかもしれないが、だからといって自由な空間が全く存在しなかったわけではない。近代中国とその延長に位置する現代中国には自由が皆無であるというステレオタイプな中国認識が変わっていくことを期待したい。
|
Research Products
(8 results)