• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

お金の流れ方と社会生活-精神障害者による会社経営をめぐる文化人類学的研究

Research Project

Project/Area Number 19820060
Research InstitutionResearch Institute, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities

Principal Investigator

間宮 郁子  Research Institute, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities, 障害福祉研究部, 流動研究員 (30455381)

Keywords精神障害者 / 就労移行支援 / エンパワメント / 継続的就労 / 社会参加 / 病気との付き合い方 / 文化人類学 / お金の流れ方
Research Abstract

精神障害者たちの就労支援および職環境のあり方について先行研究をレビューし、12月から長期現地調査を実施した。現地調査では、以下の3領域にて参与観察に基づくデータ収集を行った。
1.精裡障害者の就労支援に関して
1)精群障害者が運営主体となっているNPO法人における事業運営および研修事業についての参与琶擦
2)NPO法人の活動に参加する精祥障害者たちの個別事例についての記録
3)NPO法人運営費について、公開可能な範囲のデータ収集
4)浦河べてるの家の通所授産施設での作業での参与観察
2.障害者雇用に関して
1)浦河べてるの家を30年以上租用する精神障害者たちへの就労経験についての個別インタビュー
2)浦河町の地場産業に携わる人々、ハローワーク職員への個別インタビュー
3.精神障害者の休養に関して
1)精神障害者の平日および休日の日中・夜間での過ごし方についての参与観察
2)共同住居でのレクリエーション、病気との付き合い方に関する相談等の参与観察
3)浦河赤十字病院デイケアでの参与観察
4.そのほか
1)障害者自立支援法に応じた、浦河べてるの家の体制整備プロセスと、利用者たちの態渡変化についての参与観察
2)防災事業における精補璋害者たちの連携の取り方、防災事業に主体的にかかわった精縛樟害者たちが自信を得ていくプロセス等の参与観察
※浦河べてるの家は「平成19年度厚生労働省保健福祉進事業」に認定され、活動拠点・共同住居からの避難劃練を実施した。
3)浦河赤十字病院用者および浦河べてるの家利用者についての基礎データの収集
長期現地調査を実施したことで、継続的就労を実現している浦河べてるの家利用者たちの経験や、幻覚や幻徳とともに日常生活を営む精揖障害者たちの状況等、個別事例についての記録できた。これらのデータにより、次年度に予定している精神障害者の就労移行支援に関する要点の抽出作業が司能になった。

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 精神障害者福祉施設における当事者たちのコミュニケーションをめぐる一考察-日本における2つの代表的な障害者福祉施設の事例から2007

    • Author(s)
      間宮 郁子
    • Organizer
      第41回日本文化人類学会
    • Place of Presentation
      名古屋大学
    • Year and Date
      2007-06-02

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi