• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2007 Fiscal Year Annual Research Report

日本語教育と韓国語教去の協働による日韓交流授業に関する研究

Research Project

Project/Area Number 19830054
Research InstitutionMiyagi Gakuin Women's University

Principal Investigator

澤邉 裕子  Miyagi Gakuin Women's University, 学芸学部, 講師 (40453352)

Keywords日本語教育 / 韓国語教育 / 日韓交流授業 / 協働 / シラバス / 中等教育
Research Abstract

本研究は、日韓の高校生を対象とする日本語・韓国語教育の枠組みの中で実施した日韓交流授業が与える効果について検討し、今後の日本語教育と韓国語教育とのネットワーク作りに貢献することを目指すものである。韓国の高校における日本語学習者数は世界一を誇り、また、日本の高校における韓国語学習者数も年々増加傾向にある。日本における韓国語教育、韓国における日本語教育の双方が掲げる教育目標にはコミュニケーション能力、文化理解能力の育成が挙げられており、共通の目標を持つ両言語教育が協働する意義は大きい。平成19年度は、平成18年度に実施した日韓交流授業の成果をまとめ、その結果を踏まえて平成20年度に実施する予定の日韓交流授業のための交流校の選定及びシラバス策定を行った。具体的には日韓交流場面で生徒同士が取り上げることが多い話題を重視し、そこから必要な語彙や文型をピックアップし学習時間40時間のコースのためのシラバス及びカリキュラムを作成した。その研究の成果の一部は平成20年3月29日開催の韓国日本語学会第17回学術発表会における主題講演において発表され、教育関係者に還元されることとなった。日本語を学ぶ高校生と韓国語を学ぶ高校生の交流の実際を踏まえての研究はこれまでほとんど行われておらず、本研究は中等教育段階の日本語教育・韓国語教育の教育内容及び指導法についての研究の可能性を広げるものとなった。

  • Research Products

    (3 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 日本語教育と韓国語教育の協働による日韓交流授業-高校生を対象とした実践の事例から2007

    • Author(s)
      澤邉 裕子
    • Journal Title

      日本文学ノート 42

      Pages: 75-91

  • [Journal Article] 韓日高校生間の交流場面における話題と語彙-意思疎通能力の育成を目的とした日本語授業のために2007

    • Author(s)
      澤邉 裕子
    • Journal Title

      日本学報 73

      Pages: 65-78

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 韓国の高校における日本語教育のシラバスの問題点-学習者のニーズ・関心に配慮した実践的カリキュラム/シラバス・デザインを目指して-2008

    • Author(s)
      澤邉 裕子
    • Organizer
      韓国日本語学会
    • Place of Presentation
      建国大学校
    • Year and Date
      2008-03-29

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi