2008 Fiscal Year Final Research Report

Influences of adhesion molecules on transmigration of Osteoclast precursor

Research Project

Project/Area Number	19890243
Research Category	Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
Allocation Type	Single-year Grants
Research Field	Functional basic dentistry
Research Institution	Osaka Dental University
Principal Investigator	DOMAE Eisuke Osaka Dental University, 歯学部, 助教 (50454559)
Project Period (FY)	2007 – 2008
Keywords	細胞接着分子 / 破骨細胞
Research Abstract	破骨細胞に分化することが知られている細胞株RAW264を用いて破骨細胞分化因子であるsRANKLを添加することによって細胞の接着・運動に関わることが知られている細胞内シグナル伝達分子の検討を行った。その結果、sRANKL刺激によりFocal adhesion kinase(FAK)がリン酸化されることが明らかとなった。さらにRAW264にフィブロネクチンによる細胞接着刺激を加えると、FAKの397番目のチロシンがリン酸化され、さらに共刺激としてsRANKLを加えるとFAKの861番目のチロシンがリン酸化されることが明らかとなった。FAKのロスオブファンクションの影響を検討するためにBLOCK-iT Pol II miR RNAi ExpressionシステムによるFAKのサイレンシングを行った。FAKのサイレンシングでは破骨細胞分化の抑制はみられなかった。以上の結果からsRANKL刺激により破骨細胞分化とは別に細胞接着および運動に関わる分子が活性化されることが明らかとなった。

(2 results)