2021 Fiscal Year Annual Research Report
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19F19041
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
相田 卓三 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (00167769)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LEE JET-SING 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-10-11 – 2022-03-31
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Keywords | 多孔性材料 / 水素結合 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに、新規フェロセン誘導体が水素結合ネットワークを含む、ユニークな結晶を与えることを見出していた。さたにその結晶薄膜は、結晶でありながら応力に応答して柔軟かつ可逆的に折れ曲がることを見出していた。そのユニークな材料に関して解析を進めた結果得られた、2021年度の主な実績は以下の通りである。 1. ユニークな結晶構造の結晶構造解析:ゲスト分子(水分子)の含有量の異なる結晶構造を解析することに成功した。2. 結晶構造中のアモルファス含有量の解明:アモルファス部分(ゲストの構造的な乱れに起因)の存在を明らかにした。3. 曲がった結晶の放射光マイクロXRD測定:可逆的な俺曲がりを可能にする構造因子を明らかにするため、結晶の俺曲がり部分に関する構造情報を集めることが必須であると考えた。俺曲がり部分選択的な照射が可能な、ビームサイズが数ミクロンの特殊なX線を用いた回折実験を放射光施設を利用することで実現した。折れ曲がりの有無で解説パターンに明確な変化が観測された。さらに、得られた解説データを用いて結晶構造解析を行うことで、マクロな結晶外形の変化とミクロな結晶構造変化の間に相関があることを明らかにした。4. 2次元機械的たわみ機構の解明:上記実験結果を総合して、ユニークな柔軟性発言メカニズムを提唱することに成功した。実験的な解明が困難な部分に関して、現在計算科学的手法による解析を試みている。これら実験結果をまとめ、原著論文の作成を合わせて進めている。
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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