2019 Fiscal Year Annual Research Report
Combination of Oncolytic virus, immune checkpoint blockade and SNP complexes blockade as a novel promising effective immunotherapeutic option in refractory/relapsed cancer
Project/Area Number |
19F19415
|
Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
中原 寛和 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (70324796)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
AL-SHAREEF HANI 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2022-03-31
|
Keywords | 難治口腔癌 / 腫瘍溶解ウイルス / 免疫チェックポイント阻害剤 / SNPコンプレックス阻害剤 |
Outline of Annual Research Achievements |
難治性口腔癌を中心とした固形癌の治療において、我々のグループはOncolytic Virus:HSVウイルスを用いたウイルス療法に活路を見出し、良好な基礎実験データを得ている。しかしながら、ウイルス療法に反応に乏しい癌腫への治療効果を上げるため、免疫チェックポイント阻害剤、SNPコンプレックス阻害剤を併用した新規がん治療法の開発を目指している。すでに基本的投与法を確立しているウイルス療法にどの段階で免疫チェックポイント阻害剤の投与、SNPの併用が有効かを動物モデルを用いることにより、そのメカニズムおよび投与方法の確立を目指す。それらは今後口腔癌を含む難治性癌の臨床応用に有効な知見を提供することとなると思われる。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
申請者の出身国およびその国際状況において、研究開始時期が2019年11月となった。予定より大きく開始時期が遅れたこと、さらに新型コロナウイルス感染による研究施設全体の自粛により研究活動の自粛要請に伴い、活動をセーブしており、予定より実験の進行が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルスによる自粛要請が解除されれば、通常の研究活動を再開し、当初予定していた計画通り、研究を推進する予定である。
|