2021 Fiscal Year Annual Research Report
組織制御のための高温融体の冷却過程と添加物影響の非平衡解析
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19F19757
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
植田 滋 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (80359497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LI BAISHUN 東北大学, 多元物質科学研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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Keywords | 合金強度 / レアメタル |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、MgGd系合金の高強度化のために、Nd, Er, Ceなどの他の希土類元素で合金化することがトピックになっている。Mg8Gd0.5Zr (wt.%) 合金に 1 wt.% の Er を添加した場合、高強度合金が生成され、常温での強度が 560 MPa まで改善されることが報告されている。我々の以前の研究では、従来の熱間押出と時効処理によって高強度Mg8Gd1.2Zn0.5Ce0.5Zr(wt.%)合金を作製し、UTSおよびYSはそれぞれ約461MPaおよび458MPaであった。MgGd系にさらに他の元素を加え合金化することは,比較的安価に高強度合金を開発する有効な方法の一つである。本研究では、Mg8Gd1.2Zn0.5Zr(wt.%)合金を母合金として選択し、0.75 wt.%のLaを添加した。ZnはMgマトリックスへのREの固溶を低減し、長周期積層規則(LPSO)相を導入して強度を高めることができるため、時効硬化反応を高めるためによく採用される[26-28]。同時に、Zrを添加することで結晶粒を著しく微細化することができた[29]。研究対象合金の常温および高温での微細構造および機械的性質を徹底的に調査した。最後に,微細構造の観察に基づいて,基礎となる強化機構を分析し,議論した.
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Research Progress Status |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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