2019 Fiscal Year Annual Research Report
Entrepreneurship Skills Acquisition Canvas: A tool for entrepreneurship skill development and evaluation with pedagogies and technologies considerations
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19F19779
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
関口 倫紀 京都大学, 経営管理研究部, 教授 (20373110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
LIN JINGJING 京都大学, 経営管理研究部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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Keywords | 起業スキル / 教育技術 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題は、外国人特別研究員の来日時期に合わせ、2019年11月の中旬からスタートした。来日後、必要な研究環境のセットアップを行った後、12月中旬ごろから4か月弱の研究期間となった。その間、起業プロセス、起業スキル、起業教育に関する文献収集を行い、文献の分析、分類を行うためのソフトウェアの調達および操作方法の習得を行った。文献調査の結果から複数のアウトプットを生み出すべく、起業スキルに関する研究動向のレビューおよび起業教育のジャーナル論文のテキスト分析を行った。前者の起業スキルに関するレビュー論文については、ワーキングペーパーとして論文化したものを、海外学会および海外ジャーナルに投稿するための改訂作業を行った。後者の、起業教育に関するテキスト分析については、VOSviewerというテキスト分析ソフトを用いたbibliometric analysisを実施することで、広範な起業教育研究分野を複数のクラスターに分類し、それぞれのクラスターについて詳細に研究動向をレビューし、将来研究の方向性などを論じた。これらの成果を論文化し、国際学会に投稿した。その後、国内外のビジネススクールを訪れたうえで起業教育に関する聞き取り調査を実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、すべての出張予定を取りやめ、一部、オンラインでのインタビューに切り替えて実施した。これらの調査結果は次年度の研究に利用される予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
外国人特別研究員の来日時期の関係で、本年度の研究活動に使うことのできる時期は4か月弱であったのに加え、2月から3月にかけて、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響をうけ、国内外の調査出張などの活動を自粛せざるを得なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、これまでの文献調査の成果をまとめた論文を改訂し、主要な国際学会で発表するとともに、国際ジャーナルに投稿して論文の掲載を目指す。また、今年度に実施できなかった国内外の調査出張を、新型コロナウイルス感染症の状況が収まり次第、実施する方向で検討する。次に、インタビュー調査やフィールド調査に加え、サーベイ調査もしくは実験研究を構想、計画し、実施に向けた取り組みを行う。調査計画および実施にあたっては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を考慮する。これらの調査結果を論文化し、国内外の学会やジャーナルの投稿を通じて発表していく。さらに、調査結果に基づいた起業教育技術の理解を踏まえ、既存のものを改良した新たな起業教育プログラムの開発にも取り組む。そして、新たな起業教育プログラムを実験的に試行することで、教育効果測定を行う。
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