2019 Fiscal Year Final Research Report
時期特異的・肝臓特異的CREBH過剰発現マウスを用いた生活習慣病発症後の病態への影響
Project/Area Number |
19H00449
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
3210:General internal medicine, organ-based internal medicine, internal medicine of the bio-information integration, and related fields
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
KUMAGAI Kae 筑波大学, 国際統合睡眠医科学研究機構, 技術補佐員
|
Research Collaborator |
中川 嘉
|
Project Period (FY) |
2019
|
Keywords | CREBH / Albumin CreERT2 Tgマウス |
Outline of Final Research Achievements |
本研究では生活習慣病を改善する転写因子CREBHを肝臓で薬剤誘導性に過剰発現できるマウスを作製するために必要な薬剤誘導性の肝臓特異的Cre発現マウスを作製した。 エストロゲンレセプター(ER)が内因性エストロゲンに応答しない変異体(ERT2)とCreを融合したCreERT2の上流に肝臓特異的遺伝子アルブミンのプロモーターを結合しcDNAを作製した。このcDNAをマウス受精卵に導入し、マウスを作製した。実際に目的通りの機能が発揮されるかについては今後、検討を進めていく。
|
Academic Significance and Societal Importance of the Research Achievements |
Albumin CreERT2 Tgマウスは現在、海外研究室で作製したものを限られた共同研究室との間でのみ使用している。そのため、日本で入手するには時間、コストがかかってしまう。作製中のマウスが完成すれば、日本国内で供給ができ、関連する研究の促進につながる。本研究対象である転写因子CREBHを薬剤誘導(時期特異的)でしかも組織特異的に発現が調節できれば、生活習慣病の病態悪化、病態改善のメカニズムが明らかにでき、将来の新規治療薬開発につながる。
|
Free Research Field |
代謝学
|