2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
定型・非定型の脳・認知発達から探る言語コミュニケーションの獲得
Project/Area Number |
19H00632
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 10:Psychology and related fields
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
皆川 泰代 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (90521732)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
檀 一平太 中央大学, 理工学部, 教授 (20399380)
太田 真理子 東京学芸大学, 国際教育センター, 研究員 (50599412)
山本 淳一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (60202389)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
発達障害のリスクをもつ乳児を対象として、定型発達児との比較において、月齢3ヶ月時期から3~4歳までの脳機能、知覚・認知機能、運動機能を縦断的に計測する研究である。発達障害の中でも特に自閉スペクトラム症(ASD)に着目し、言語やコミュニケーション能力の獲得に対して種々の機能発達がどう関与しているか、発達障害を予測する諸因子は何か、といった点を明らかにすることを目指している。 リスク児コホート研究は国際的に見ても独創性が高い研究と考えられる。研究代表者が今まで蓄積した小規模コホートおよびリクルートメントのシステムを活用することで、研究を発展的に進めようとしている点で優れている。自閉スペクトラム症児の発達に関する基礎データを提供し、自閉スペクトラム症を主とする発達障害のリスクを持つ乳児を対象とした予防的介入に役立つものと期待される。
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