2022 Fiscal Year Annual Research Report
Exploration of the origin of Big Bang - CMB observastion using the largest telescope array and cutting-edge superconducting technologies
Project/Area Number |
19H00674
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
日下 暁人 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20785703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木内 健司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (00791071)
片山 伸彦 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授 (50290854)
櫻井 雄基 岡山大学, 自然科学学域, 特任助教 (50780847)
長谷川 雅也 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 研究機関講師 (60435617)
茅根 裕司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任助教 (90649675)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 宇宙マイクロ波背景放 / インフレーション / 超伝導 |
Outline of Annual Research Achievements |
我々は、ビッグバンの起源として有力とされる初期宇宙インフレーションを探るべく、史上最大の宇宙マイクロ波背景放射観測用望遠鏡群となるSimons Observatory実験を遂行している。本研究においては、この実験でインフレーションの信号が現れるとされる大きな角度スケール(2~10度)での測定精度を大幅に改善する「連続回転式低温半波長板」を中心とした研究開発を行う。具体的には、Simons Observatoryによるインフレーション探索の成否を決める低温半波長板システムを作成し、また半波長板システムに焦点を当ててデータ解析を行い、解析手法を確立する。 最終年度においては、作製した3台目の半波長板システムをSimons Observatory望遠鏡へと統合し、統合テストを行った。1台目・2台目の半波長板システムについては統合した望遠鏡を用いた半波長板システム評価も進み、半波長板回転機構の開発論文が投稿間近である。また、サファイア光学素子についても作製が進み、90度~150 GHz波長帯の他、200~300 GHz波長帯においても光学素子を完成させた。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(14 results)