2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
他者とのインタラクションを考慮したモデル予測型知能の創出と自動運転車両への実装
Project/Area Number |
19H00763
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 21:Electrical and electronic engineering and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 拓真 名古屋大学, 工学研究科, 助教 (30745964)
奥田 裕之 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (90456690)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
人間と共生できる説明可能な知能をもつ機械の実現を目指して「モデル予測型知能」という概念を提案する。モデル予測型知能とは、自己との関係が因果的に表現された他者モデルを組み込み、モデルを機械学習によってアップデートするとともにモデルを用いた予測と最適化を通して行動を決定する知能である。提案する知能を自動運転車両に実装し、その有用性を検証する。 モデル予測制御と機械学習を融合させた新しいタイプの人工知能(AI)の実現を目指す独自性の高い研究である。自己との関係を因果的に表現した他者モデルを組み込み、他者とのインタラクションを考慮した知能を実現しようとしている。このような知能は、深層学習型AIとは異なる「説明可能なAI」に発展し得るものである。安全性や他者との協調性に優れた自動運転制御への適用を狙っており、成果が期待される。
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