2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
沿岸災害に起因する堤外地の大規模産業災害リスク低減のための総合的アプローチ
Project/Area Number |
19H00809
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 25:Social systems engineering, safety engineering, disaster prevention engineering, and related fields
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 博善 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (00252601)
入江 政安 大阪大学, 工学研究科, 教授 (00379116)
倉敷 哲生 大阪大学, 工学研究科, 教授 (30294028)
CRUZ Ana・Maria 京都大学, 防災研究所, 教授 (30741459)
高木 洋平 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40435772)
佐々木 勇弥 大阪大学, 工学研究科, 助教 (70807487)
荒木 進歩 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (80324804)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
本研究では、大阪湾を具体的な研究フィールドとし、大規模な「自然災害に起因する産業災害」に対する防災・減災を総合的に進めるための研究を行う。具体的には、臨海部の石油コンビナートにおける地震・津波および高潮・高波による災害の発生メカニズムの解明と、被害拡大防止に資する新たな防災・減災技術の提案・開発、および企業、地域行政、地域住民間のリスクコミュニケーションの在り方を研究する。 本研究の特色は、大阪湾沿岸地域に対象を絞り、地震・津波・高潮による臨海部石油コンビナートの被災発生メカニズムの解明と内陸部への被害進展の予測を行い、また被害拡大を軽減させる防災・減災技術の開発を行うことにある。これにより地域住民のリスク低減や行政の改善につながることが期待される。また本研究結果の一般化により、わが国全体のリスクマネージメントに資する成果が得られることが期待される。
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