2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
食品選択、食事内容構成の意思決定と健康リスクコミュニケーションの要件
Project/Area Number |
19H00962
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 41:Agricultural economics and rural sociology, agricultural engineering, and related fields
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
Niiyama Yoko 立命館大学, BKC社系研究機構, プロジェクト研究員 (10172610)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高鳥毛 敏雄 関西大学, 社会安全学部, 教授 (20206775)
西村 直子 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (30218200)
工藤 春代 立命館大学, 食マネジメント学部, 教授 (60452281)
下川 哲 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (40767224)
鬼頭 弥生 京都大学, 農学研究科, 講師 (50611802)
楠見 孝 京都大学, 教育学研究科, 教授 (70195444)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
テレビ番組の影響で日々の食品の売れ行きは大きく変動することが日常的に観察されるように消費者の食品に対する購買行動は必ずしも合理的ではない。本研究は、情報提供実験や消費者調査によって、消費者が非合理的に行動する要因を析出し、その結果を双方向リスクコミュニケーションモデルの拡張・改良にフィードバックし、供給サイドにもRCを実施するものであり、消費者の購買行動の改善や職業倫理の啓発に資するものである。 本研究課題は、科学情報の提供によっても食品選択行動が変わらない拒絶反応の心理的原因の究明、食事構成を認知的な意思決定プロセスとした分析を通じての健康に関するリスクコミュニケーションの2つを課題とするものであり、社会的に大きな意義を有している。行動の異なる集団を想定した情報提供は、現実的な手法として高く評価できる。
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