2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
組織炎症と線維化をリアルタイムでモニターできるin vivoイメージング法の開発
Project/Area Number |
19H00966
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 42:Veterinary medical science, animal science, and related fields
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水野 聖哉 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10633141)
濱田 理人 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (20567630)
三輪 佳宏 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソース研究センター, 室長 (70263845)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
膠原線維は生体の構成に重要であると同時に、その異常な蓄積は組織機能の低下を生じる。本研究では、膠原線維の産生制御機構の解明に向けて、炎症反応と膠原線維の産生を生体内で可視化、リアルタイムにモニターできるモデルマウスを開発し、これを用いて病的な膠原線維形成の仕組み、免疫系・炎症性細胞との関係を明らかにする。 生体イメージングの確立で生体内における膠原線維の産生や免疫系細胞との時空間的関係が明らかになることによって、これまで謎であった病的状態での膠原線維産生の仕組みが解き明かされることが期待される点に大きな学術的意義がある。これらの成果はヒト・動物の様々な疾患病理病態の理解や治療・予防法の開発、さらには正常な組織・個体形成の仕組みを解明する基盤知見をもたらすものでもある。
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