2019 Fiscal Year Annual Research Report
膜構造・膜脂質ダイナミクスと共起する細胞膜受容体の情報伝達
Project/Area Number |
19H00987
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Research Institution | Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
佐甲 靖志 国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 主任研究員 (20215700)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 受容体蛋白質 / 細胞膜 / 脂質 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、細胞膜受容体と膜脂質の動的な相互作用による情報伝達場形成と機能制御の機構を解明することを目標とし、最新の1分子計測法などにより、ヒトの主要な膜受容体 (GPCR, RTK) の多数の分子種について近傍脂質を含めた機能・構造動態の計測・解析を行うことを主要な研究内容として開始した。本年度は研究初年度であり、今後の網羅的計測に向けた蛍光標識遺伝子構築、計測装置の高度化と解析ソフトウェアの作成、境界脂質分析のための膜蛋白質・脂質精製法の開発などを研究項目とした。ヒトRTK58種のうち41種の遺伝子クローニングと蛍光蛋白質標識、超解像顕微鏡法(PALM)のデータ解析ソフトウェアの制作、境界脂質を保持した膜蛋白質分画精製法の効率化などが既に終了した所であるが、類似の研究内容で申請していた基盤研究(S)が採択されたために、本研究プロジェクトは廃止することとなった。
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Research Progress Status |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Resolvin E3 attenuates allergic airway inflammation via the interleukin-23/interleukin-17A pathway2019
Author(s)
Sato, M., Aoki-Saito, H., Fukuda, H., Ikeda, H., Koga, Y., Yatomi, M., Tsurumaki, H., Maeno, T., Saito, T., Nakakura, T., Mori, T., Yanagawa, M., Abe, M., Sako, Y., Dobashi, K., Ishizuka, T., Yamada, M., Shuto, S., Hisada, T.
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Journal Title
FASEB J.
Volume: in press.
Pages: in press
Peer Reviewed
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