2019 Fiscal Year Comments on the Screening Results
気孔の発生とパターン形成を制御する新奇メカニズムに合成化学で切込む
Project/Area Number |
19H00990
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 44:Biology at cellular to organismal levels, and related fields
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
鳥居 啓子 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 客員教授 (60506103)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下遠野 明恵 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任講師 (70647544)
村上 慧 関西学院大学, 理学部, 准教授 (90732058)
望田 啓子 (桑田啓子) 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任講師 (70624352)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Outline of Opinions Expressed in the Review Results |
気孔が植物にとって非常に重要なのは広く理解されているが、本研究課題は、気孔発生の新奇メカニズムの解明のため、遺伝子の冗長性や発生初期致死になどに代表される従来の遺伝学的アプローチの限界を、低分子化合物をもちいて発生を攪乱する、ケミカルバイオロジーの手法を利用して乗り越えようとしている。すでに新奇の経路の解析が進みつつある。 気孔形成に関し、遺伝学的手法からは見出しにくい、重要なメカニズムの存在が明瞭になると考えられる。また、気孔以外の細胞分化、形態形成の理解につながる可能性もある。それによって得られた機能的な低分子化合物を利用して気孔の数を人為的に操作することによる植物成長の制御という応用も期待できる。
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