2022 Fiscal Year Annual Research Report
Nudge toward malaria elimination - development of novel integrated strategy in tropical Africa
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19H01080
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Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
金子 明 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 特任教授 (60169563)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加賀谷 渉 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 病院講師 (20782577)
松本 朋哉 小樽商科大学, 商学部, 教授 (80420305)
城戸 康年 大阪公立大学, 大学院医学研究科, 教授 (90511395)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | マラリア / 行動経済学 / ナッジ |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、マラリア予防行動促進を目的とした経済学的介入のクラスターランダム化比較試験を実施、そのデータ収集を2023年2月に完了させた。主要評価項目であるマラリア感染率ならびに副次評価項目である住民のマラリア予防行動や意識についてのデータは現在解析を進めているところであるが、ゴールを達成した家計に対して一律報奨金を支給するConditional Cash Transferならびに、ゴールを達成した家計が高額の報奨金を得る可能性があるくじへの参加権を得るLottery Incentive Schemeともに、住民、現地協力者ともに混乱なく実験を実施、完了することができ、このシステムのfeasibilityについては確認をすることができた。また聞き取り調査による住民の病院受療機会についてのpreliminary analysisでは、介入群で有意な減少を認めており、その効果が期待される。また、別事業としてJICA・AMEDのもとで実施されているSATREPSプロジェクトと協働し、この介入方策のさらなる展開可能性について議論を行い、社会実装に向けた検証を開始した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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