2022 Fiscal Year Annual Research Report
予測を生み出す推論装置―文学・数学・美術史・科学哲学史・認知科学からの展望
Project/Area Number |
19H01201
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
中村 靖子 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (70262483)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大平 徹 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 教授 (20543474)
松井 裕美 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40774500)
戸田山 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90217513)
大平 英樹 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90221837)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 予測 / 推論装置 / モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、前年度に続き、対面での研究会開催にはやや制約があったものの、概ね予定どおりに研究を進めることができた。それにより、メンバー各自の研究の進捗状況を具体的に、随時共有することができ、本研究課題である「予測」「推論装置」「モデル」「遅れ」といったキーワードを中心に、さまざまな関連主題について議論を展開することができた。また、研究会にはメンバー以外の若手研究者らにも参加してもらい、問題設定を共有すると共に、議論を活性化することに極めて有意義であった。 こうした議論や意見交換により得られた着想や知見に基づき、本研究課題をさらに発展的に展開させるべく、問題設定を洗練して後継プロジェクトを幾つか企画した。そのうちの1つは採択され、6月より実際に研究を開始した。 海外の研究者との関連については、海外出張が可能になったことにより、海外で開催された国際研究会に参加することができたことは、非常に有益であった。また、国内でも国際研究集会があまた開催されたことにより、メンバーらはそれらで研究成果を発信することができたことも、非常に意義深かった。このように、関連分野での国際レベルにおける最新の知見や議論は、本研究課題を遂行するにあたり、大いに示唆的であった。 これらの成果は、他の共同研究と共同して、論集『予測と創発ー理知と感情の人文学』として11月に出版した。この論集自体が、他の共同研究との融合的な研究成果であり、本研究課題の後継プロジェクトの今後の礎となり得るものである。さらには論集刊行を記念して、公開シンポジウムを開催し、多くの参加者を得た。シンポジウム終了後には、関連する研究者らで懇談会を開催し、今後の学際的研究のあり方について意見交換を行った。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(34 results)
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[Journal Article] Mothers’ interoceptive sensibility mediates affective interaction between mother and infant.2022
Author(s)
Suga, A., Naruto, Y., Maulina, V. V. R., Uraguchi, M., Ozaki, Y., & Ohira, H.
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Journal Title
Scientific Reports,
Volume: 12(1)
Pages: 10850
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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[Journal Article] A study for the exploration-exploitation strategy of human based on restless two-armed bandit task2022
Author(s)
Tian, J., Hieida, C., Yoshimoto, J., Kimura, K., Ohira, H., & Ikeda, K.
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Journal Title
報処理学会第84回全国大会講演論文集
Volume: 2
Pages: 07-1-07-6
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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