2022 Fiscal Year Annual Research Report
Studies of American Literature and Culture under Global Cold War
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19H01239
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
越智 博美 専修大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (90251727)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
有光 道生 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (30715024)
井上 間従文 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 准教授 (50511630)
吉原 ゆかり 筑波大学, 人文社会系, 教授 (70249621)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 冷戦 / 文化冷戦 / 公民権運動 / 東アジア / 反共団体 / アメリカ文学 / ベトナム戦争 / ジャズ文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
全体企画としてGreg Barnhisel教授(Duquesne U)を招いて京都(立命館大学)、北九州(市立文学館、市立大学)、東京(専修大学)にて複数の国際研究集会を実施(Barnhisel氏は健康上の理由で直前に来日不可、発表原稿を代読)。越智はこの企画を統括、北九州でコメンテイター等、東京で研究発表をした。最新の冷戦文化研究知見を若手研究者と共有した。 有光は冷戦文化と関連分野の文献収集・分析、理論的枠組みの模索に加え、アメリカ学会第57回年次大会でBernardo A. Attias氏 (California State U)の発表“‘Kissa Me Baby’”の司会、レスポンダントとして、冷戦期日本のジャズ喫茶文化の歴史的意義、冷戦後のグローバルな流行現象を討論、黒人研究学会第69回年次大会でGarcia Chambers氏(上智大学)の発表 “Humanity over Vengeance”の司会とコメンテーターを担当し、James Baldwinのレガシーがポスト冷戦に持つグローバルな意味を討論した。 井上は9月にワシントンDCにて、Smithsonian National Portrait Gallery所蔵の米西戦争以降の戦争に関する絵画・写真資料を収集、Maya Lin設計の記念碑等ベトナム戦争の記憶表象資料を収集。ニューヨークでRicahrd Calichman氏(City U of New York)とAtsuko Ueda氏(Princeton U)と人種表象に関する共同研究に関する打合せを実施した。 吉原はグローバル冷戦下東アジア各国における米文学・文化の展開につき資料調査・理論化を進め、アジア地域での米文学・文化研究教育組織に関する基礎調査、文化自由会議やアジア財団のアジアにおける活動の相互変容過程を立証するための資料整理を実施した。
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Research Progress Status |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)