2023 Fiscal Year Annual Research Report
Irrigation and Social Changes in Modern Central Asia: Focusing on the Reciprocal Relationships between Nomadic and Sedentary People
Project/Area Number |
19H01316
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
塩谷 哲史 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30570197)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
地田 徹朗 名古屋外国語大学, 世界共生学部, 准教授 (10612012)
久米 正吾 金沢大学, 古代文明・文化資源学研究所, 特任助教 (30550777)
植田 暁 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター グローバル研究グループ, 研究員 (30848859)
宗野 ふもと 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (30780522)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Keywords | 中央アジア / ヒヴァ・ハン国(ホラズム) / フェルガナ / アラル海 / ザラフシャン川 / シル川 / アム川 / 水利灌漑 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、中央アジア地域を対象として長年研究を続けている、地田徹朗(歴史学)、久米正吾(考古学)、植田暁(歴史学)、宗野ふもと(文化人類学)の4名を共同研究者に迎え、今後の研究の発展が見通せるようになった。また、世界遺産都市ヒヴァの水利史に関する専論があるウズベキスタン共和国イチャン・カラ博物館のカーミルジャーン・フダーイベルガノフ氏や、ウズベキスタンの水利に関する単著を刊行した同国科学アカデミー歴史学研究所のアドハム・アシーロフ氏と研究交流および指導助言を仰ぎ、個人の一次史料の読解やフィールドワークだけでは知りえない伝承や技術、研究史に関して、新たな知見を得ることができた。さらに本研究課題を基課題とする国際共同研究強化の研究計画も、円滑に遂行できた。国内においても、代表者は京都大学防災研究所において客員准教授を務めながら、中央アジアの灌漑史を研究する上での史資料についての情報と最新の知見を整理することができた。 公刊された成果の代表例としては、以下が挙げられる。 Akifumi Shioya, “Khiva: A Central Asian Islamic City in the 19th Century,” Morteza Maleki and Yasuaki Tanago (eds.), Urban Regeneration and Historic Center: Vision from Tabriz, a Silk Road City. Conference Paper of the 10th International Policy Forum on Urban Growth and Conservation in Euro-Asian Corridor August 2019, Tokyo: Archi Depo Corporation, 2024, pp.29-34. これら以外にも、Central Asian Surveyをはじめとする学術雑誌に論文等を投稿中である。
|
Research Progress Status |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(16 results)