2020 Fiscal Year Annual Research Report
Industrial diversification in contemporary Australia in terms of the emerging Asia link
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19H01379
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
堤 純 筑波大学, 生命環境系, 教授 (90281766)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 亮吾 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10509144)
葉 せいい 茨城大学, 人文社会科学部, 教授 (30242332)
大呂 興平 大分大学, 経済学部, 教授 (50370622)
松井 圭介 筑波大学, 生命環境系, 教授 (60302353)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アジアリンク / 産業多様化 / 高級食材 / サービス貿易 / オーストラリア |
Outline of Annual Research Achievements |
研究2年度目の2020(令和2)年度は,新型コロナウイルスの感染拡大の影響のため,本研究の調査地域であるオーストラリアが外国人の入国を禁止したため,2020年8月〜9月に予定していた現地調査が不可能になった。そこで,研究計画の軌道修正を行った。具体的には,オーストラリア国勢調査のカスタマイズデータ(テーブルビルダー)を購入し,謝金を活用して統計解析およびGIS(地理情報システム)による空間解析の割合を大幅に増加させた。この修正に伴い,査読論文1本および書籍分担執筆1編の業績を得た。なお,2020(令和2)年度の交付金のうち,60万円を次年度に繰り越しすることを決定し,次年度以降に予定している現地調査の費用に充てる修正を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究2年度目の2020(令和2)年度は,新型コロナウイルスの感染拡大の影響のため,本研究の調査地域であるオーストラリアが外国人の入国を禁止したため,現地調査が不可能になった。本プロジェクトのもう一つの柱である国勢調査データのGIS(地理情報システム)による空間解析の割合を増やす現実的な修正対応を採ったものの,現地調査ができていないことによる研究プロジェクト全体の遅れは否めない。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルスの感染が終息するかワクチン普及などにより,オーストラリアが外国人を受け入れるようになり次第,現地調査を行う予定である。また,同時に,本プロジェクトのもう一つの柱である国勢調査データのGIS(地理情報システム)による空間解析の割合を増やす修正にも取りかかる。
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