2021 Fiscal Year Annual Research Report
Political System Change and Democracy in European Peripheral Countries
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19H01442
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
平田 武 東北大学, 法学研究科, 教授 (90238361)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
空井 護 北海道大学, 公共政策学連携研究部, 教授 (10242067)
馬場 香織 北海道大学, 法学研究科, 准教授 (10725477)
仙石 学 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 教授 (30289508)
横田 正顕 東北大学, 法学研究科, 教授 (30328992)
小川 有美 立教大学, 法学部, 教授 (70241932)
伊藤 武 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (70302784)
中田 瑞穂 明治学院大学, 国際学部, 教授 (70386506)
中井 遼 北九州市立大学, 法学部, 准教授 (10546328)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | 新興デモクラシー / 政党システム / 比較政治 |
Outline of Annual Research Achievements |
2021年度には、5月15日に第5回新興デモクラシー諸国比較政治研究会を、8月4日に第6回同研究会をオンラインで開催した。2回とも、参加者各自の研究成果を持ち寄り、各自の報告を受けて、討論を行った。この研究会では、新たに中井遼(北九州市立大学)に参加してもらい、問題関心を共有していただいたうえで、エストニアの現状についての報告をしてもらった。これで、ラテンアメリカに次いで、バルト諸国も比較研究の視野に収めることとなった。 科研参加者の各自の研究は、横田正顕(東北大学)が南欧諸国(スペイン・ポルトガル・ギリシアの3国比較)について、仙石学(北海道大学)がポーランドについて、中田瑞穂(明治学院大学)がチェコについて、伊藤武(東京大学)がイタリアについて、馬場香織(北海道大学)がメキシコについて、中井遼(北九州市立大学)がエストニアについての論文を執筆し、研究代表者の平田武(東北大学)の序文を添えて、日本政治学会の年報2021-Ⅱ号に特集「新興デモクラシー諸国の変貌」と題して掲載された。 新型コロナ感染症の影響を受けて、海外渡航調査が行えない状況の中でではあったが、一通り研究の中間報告をまとめることができたことは大きな成果であった。次年度にはこの成果を踏まえて、補足的な研究を行ったうえで、書評会を開催し、研究成果について検討を加える予定である。また、海外渡航調査が行える状況になれば、実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の予定通り、研究成果の中間報告を、日本政治学会の年報2021-Ⅱ号に掲載することができた。新型コロナ感染症の影響で、海外渡航調査が行えない状況の中でではあるが、順調に研究は進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、今年度までの研究成果を踏まえて、補足的な研究を行い、書評会を開催して、研究成果について検討を加える予定である。また、海外渡航調査が可能な状況になれば、実施する予定である。
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Research Products
(11 results)