2019 Fiscal Year Annual Research Report
Experimental Approach for Income Disparity
Project/Area Number |
19H01470
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
清水 和巳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20308133)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上條 良夫 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (40453972)
大薗 博記 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 准教授 (50709467)
後藤 晶 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任講師 (80707886)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 所得格差 / 投資ゲーム / オンライン実験 / ラボ実験 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年1月、ラボ実験の結果から想定以上に多様な要因が投資判断に影響を与えることが明らかとなった。クラウドソーシングを用いてオンライン実験をする場合には設定項目が多すぎると途中離脱が増え、有効なデータとならない。小規模な予備実験を実施し、途中離脱状況を見極め、設定項目を選定し、オンライン実験(準備)を追加した上で、5000人規模を対象とする本オンライン実験を実施する必要があることから、2019年度まで延長した。その結果,2019年の繰り越し分も,予定通り,2020年にオンライン実験,ラボ実験の実行につなげ,ワーキングペーパーの執筆,国際査読付き雑誌への投稿につなげることができた.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
コロナの影響で,ラボ実験の中止,オンライン実験の見直しなどが続いたが,OーTreeなどを駆使することによって,オンライン実験,ラボ実験の実行につなげ,ワーキングペーパーの執筆,国際査読付き雑誌への投稿につなげることができた.
|
Strategy for Future Research Activity |
今年度は,これまでに行ったオンライン実験,ラボ実験の知見に基づき,より,精緻な研究を行い,よりいっそうの,ワーキングペーパーの執筆,国際査読付き雑誌への投稿につなげる.
|
Research Products
(2 results)